木もれ陽のうた



仕草


ことば待つときのま指を噛みている仕草に気付くおみなでありぬ  亜希子


あの夏の数かぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ  小野茂樹

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# by komorebinouta | 2005-09-06 06:26 |

月なき夜


  触れられぬ話題触れえぬその胸の鼓動聴きたし月なき夜を  亜希子


  他界より眺めてあらばしづかなる的となるべきゆふぐれの水 葛原妙子

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# by komorebinouta | 2005-09-04 22:32 |


ゆらめいて灯は運ばれぬ抱擁と呼ぶにはかろき胸のぬくもり   亜希子


春がすみいよよ濃くなる真昼間のなにも見えねば大和と思へ  前川佐美雄

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# by komorebinouta | 2005-09-04 01:31 |

サンボの裏に


 紙芝居のサンボの裏に万華鏡だれも見てない誰かみている  亜希子


 ひさかたの光はなやぎはつなつの朴の樹あふげば花びらきたなし 島田修三

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# by komorebinouta | 2005-09-03 01:16 |

はるかな約束


 
 子を産まぬ身として生くるもはるかなる約束のごとし貝耳にあつ  亜希子


 てのひらをくぼめて待てば青空の見えぬ傷より花こぼれ来る  大西民子

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# by komorebinouta | 2005-09-01 22:29 |

真っ青なペンで


同じノート笛吹きながら見つめてた真っ青なペンで描いた猫のこと  亜希子


純白の円き花びら群はなれ落ちゆくさまの静かさを見よ  窪田空穂

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# by komorebinouta | 2005-08-31 23:03 |

ダリアの炎


それを恋と呼んでいたくて咲いているダリアの炎をひとにかざしぬ  亜希子


花もてる夏樹の上をああ「時」がじいんじいんと過ぎてゆくなり  香川進

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# by komorebinouta | 2005-08-31 00:33 |

無口


曼荼羅のひかりしずもる縁にいて無口告げたり手をとる前に  亜希子

花が水がいっせいにふるへる時間なり眼に見えぬものも歌ひたまへな 斉藤史

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# by komorebinouta | 2005-08-30 02:08


歌人 吉田亜希子の短歌ブログです。 一日一首、自作と心惹かれる歌を掲載しています。短歌結社「まひる野」所属(平成2年より)。
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